漬物の袋等には「賞味期限日」を表示する義務がありますが、賞味とは美味しく食べることを意味しますので、賞味期限日を過ぎても可食期間があり、食べる事ができます。一般の食品は賞味期限日が過ぎると、味・風味が徐々に落ちてくるものですが、漬物の浅漬類の場合は賞味期限日を過ぎても、かえって乳酸醗酵が進み、場合によってはその方が醗酵の風味が増して美味しくなるものもあります。
浅漬類の場合は、漬液が白濁を始めると外見を害し、商品価値が落ちて売れなくなるため、賞味期限は漬液の白濁を目安に設定される事が多いようです。

賞味期限日が過ぎて酸味が強くなった浅漬は、料理に使うと良いでしょう。